2014年11月24日
長野で大地震

11月22日 午後10時8分頃 長野県北部で大きな地震が起きました。
震度6弱・規模M6.8、震源地近くの白馬村・小谷村・小川村・長野市で多くの家屋が全半壊し、多くのけが人が出ました。
死者が0人だったのはこんなに大きな地震だったのにまさに奇跡としか言えません。
今回この奇跡の根っこにあるのはテレビで繰り返し言われているようにこの地域の方の結びつきだったようです。
自分の家も全壊しているけれど、家族は全員無事だった。隣のおばちゃんの姿が見えない。全壊した家に声をかけ、おばちゃんを助けた家族。
自分の家のことは家族に任せて、地域の1軒、1軒を見て回った区長さん。
地域の方がどこの家に何人のお子さんがいるか、高齢の方がいるか把握している。
連休で里帰りしていた家族がいることも近所の人は知っている。
夜遅い災害にも関わらず、消防・警察・地域の方が力を合わせてがれきの下から人を救いだし、火事をふさいだのだそうです。
もちろんそれだけが死者が出なかった理由ではないのでしょうが、そのおかげで命を救われた方は確実にいると思います。
先日の講演会でもご紹介しましたが、これは我が家の避難用袋です。


もしできるならこんな準備をしてみて下さい。
ご家庭によって必要なものは違います。自分のご家庭に合ったものを用意してください。
お子さんが小さいなら成長に合ったものを用意する必要があります。
(避難持出し用の準備についてはまた別の機会にご紹介します。)
他所で起きた大きな災害はテレビのニュースで知ることができます。
そんな時、ちょっとだけその話をしてみて下さい。
ご飯を食べながら、お茶を飲みながら、ご家族でこういうときはどうしたらいいんだろうってお話してみて下さい。
具体的にどこに逃げて、何を持って逃げるということまで話さなくてもいいんです。
ちょっと考えてみるだけでも頭のどこかにそれは残ります。
残ったことがもしかしたら役に立つかもしれません。だから気軽に話題にしてみて下さい。
私たちTALK WITHももしかしたら役に立つかもしれないおしゃべりをお手伝いします。
Posted by HIRO(talkwith) at 20:52│Comments(0)
│防災のこと